オプジーボをきっかけに薬価改定抜本改革へ

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2016年12月20日、塩崎厚生労働相ら4閣僚で薬価に関する基本方針が決まりました。現在2年に1度、偶数年に行っている薬価改定ですが、毎年調査を実施し市場実勢価格との差が大きいものについては毎年見直しが可能となります。実施は2018年度から。

きかっけはオプジーボ(一般名ニボルマブ)です。2014年に皮膚がんのメラノーマに対する新薬として、日本で承認された世界初のお薬です。このオプジーボが半額になるというニュースで驚かれた方も多いかと思います。半額になるまでは、体重60kgの人が1年間使用して3500万円ほどかかるお薬だそうです。 😯   保険適用なので、高額療養費制度で患者側は一定額の支払いで済むのですが、それでも高いですよね。近年、C型肝炎のお薬でも高額なものがあり、健康保険組合や国側は保険財政の圧迫に悩んでいたのでしょう。

さて良く耳にするオプジーボ。同じがん患者さんでも種類が違うとあまり理解していないお薬。2014年メラノーマで承認後、一部の肺がん・肝臓がんでも承認され、、血液がんの一部にも適用があるそうです。

このオプジーボ、切除不可能、進行・再発したがん治療に用いられ、免疫機能がうまく働く人には効果大だそうです。ただし効かないタイプの人にはただの高いお水のようなものとも言われます。

私が受けた治療で高額だったハーセプチンは、分子標的薬という種類。正常細胞には関係なく、がん細胞を狙って攻撃するものでしたが、オプジーボはそれとも違います。がん細胞を狙うのではなく、人の持っている免疫細胞の働きを助けがんをやっつけようというもので免疫療法のお薬です。最初に承認された時には適用人数が少なく、新薬開発にかかった費用のため高額に設定されて、その後適用範囲が広がってもそのままになっていたものです。

薬価改定の改革には、製薬業界や卸業・医療界から反対意見もずっと出ていました。新薬開発の計画に支障があったり、毎年の改定では業務が煩雑になる等です。軒並み製薬会社の株価下落も始まっていますから、暗雲たちこめるといった状況なのでしょう。このため日本での新薬開発にも悪影響となると、患者側としても困ってしまいます。しかし、費用対効果の高い薬については相応の薬価をつけましょうとか、革新的新薬開発には補助しましょうなど新しい方針もあるので、製薬業界再編も併せ一層の努力を望まずにはいられません。

患者側として少しでも負担が軽くなることは、そうでなくとも病気によって沈んだ気持ちを押し上げることと成り得るので喜ばしいことです。資金面から治療を断念する、そんな状況が減ってくれると良いと思っています。プラス、乳がん関連のお薬も値下がりしてくれないかなぁ(o゚▽゚)と淡い期待を持ちながらニュースを見ていたそらです。

ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>

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