前回までハーセプチン18回中、11回まで終わらせていましたが、ここ最近の体調不良の原因がつかめず悶々としていた私。この日思い切ってなすび先生に血液検査お願いしました。立ちくらみもひどかったし、もしかして最悪がんが再発していて具合が悪いのかとまで思い詰めるようになっていたためです。
この結果により、立ちくらみは貧血のためではないことが判明。自律神経がうまく働いていないためなのだなということがわかりました。
それから、今回初めてお目にかかった腫瘍マーカーの値。術前、血液検査の結果用紙は頂いていましたが、この数値は記入のなかったものなので、このとき初めて見ました。
2013年7月 乳がん発覚 | 2013年10月 術前FEC終了後 | 2013年12月 術前ハーセプチン +ドセ終了後 | 2014年7月 術後6か月 |
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CEA (ng/ml) 正常値 5以下-EIA法 | 23.4 | 3.2 | 1.4 | 3.8 |
CA15-3 (U/ml) 正常値 27以下 | 12.0 | 8.1 | 5.3 | 4.9 |
腫瘍マーカーとは、主にがん細胞から多く作り出される物質を調べて数値化しているものです。ですが、がんがあっても数値にならないものや、その逆もあり、これのみでがんの有無を調べる手立てではないことを心においてくださいね。
ですからたった1・2回の数値の浮き沈みは全く気にする必要はありません。腫瘍マーカーはCTやMRIなど他の検査や医師の診断という総合的判断で使用される、手段のひとつに過ぎないのです。
私の場合、乳がんにもっともよく反応するCA15-3が全然問題が無かったようです。がんは5cmほどありましたけれど。
CEAは消化器系のがんなど一般的ながんに多いそうです。この数値だけを見ると、FEC終了後しこりの大きさがたいして小さくなっていなかったことにがっかりしたものですが、数値的には激減していたのですね。おそるべし抗がん剤の力。 😈
今現在、腫瘍マーカーは問題が無いことがこの検査でわかりました。まぁ腫瘍マーカーのみで判断してはいけないのですが、今はほかの検査を行う時期ではないのでこれで我慢。
すると今ある身体の不調は他にあるということ。うーんはっきりしないのはモヤモヤします。
具合が悪く退職も考えていることを伝え、一応傷病手当も考えてみたりしたから(今まで1度も使っていない)
「先生、不就労証明は今の段階で出ますか?」と勇気を出して聞いてみましたが、
「病名が今はつかないから書けない。」とのお返事でした。
そして、「心療内科に行ってみなさい。証明書出ると思いますよ。症状も抗うつ剤でおさまるかも・・」
・・・ちょっとショックを受けました。それって私がうつ病だと言っているの?
そりゃぁ思い詰めたりすることが多くなりましたが、一番困っている手のこわばりなどそれで本当に治るの?ととっても悲しい気持ちになりました。(T_T)
でも負けない!私!ここで思い切ってハーセプチンの中止を訴えてみました。
退職するとなると、1回の点滴で4万円ほどかかるこの治療は生活に重くのしかかります。残り7回セーブすれば退職後の無収入の時期も少しは楽になります。もともと命の長さにこだわりのない私。QOLの方を大事にしたかったので、迷いはありませんでした。再度言いますが、この判断は皆様にはお勧めしません!
放射線治療もみごとに断っていた私。先生もう説得する気もないのでしょう。そのまま承知してくださいました。
よっしゃー!今日はハーセプチンなし!
早く退職して身体休めるぞーと喜びつつ、私ってうつ?と頭の中でなんどもいったりきたり、こだまのように響いていました。
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>