昨日に引き続き、生活のコンパクト化のお話しです。大型家具や衣類の他に重くてかさばっていたものが、自分の生まれた時からのアルバム。卒業アルバムなども合わせると7・8冊にもなり、押入れのクリアケースが満杯でした。
はてどうしたものか・・・ 😕 幼稚園時代の作品集もあったりして見ていると懐かしいものです。いかんいかん!見入っているといつになったら作業が終わるのかわかりません。そこで自宅のスキャナーとデジカメでデジタル化作戦に出ました。
あまり思い入れの無いものは処分し、スキャニングしにくいものはデジカメでぱしゃり。でも困ったことが・・・
私の世代のアルバム台紙は、粘着製で写真がはがれないのです。無理にはがそうとすると破ける始末。おまけにシールやらコメントやら書き込んであって、バラバラにするのも気が引けます。サイズが自宅のスキャナーではきれいにおさまりません。フィルムが光ってしまい、デジカメでも綺麗に映りません。
そこで探し当てたのがこちらです。アルバムのデジタル化を請け負ってくれます。アルバム1ページずつのデータ化の他に写真1枚ずつのデータ化もできて、画像補正もしてくれるスタンダード・プラスというコースにしました。
【2017年現在、このコースは通常プランのセット保存コースになっています。納期は約2週間】
★写真スキャン実績 1億枚更新!節目写真館 アルバムのデジタル化★
手続きも簡単で、注文後に届く発送キットにアルバムを詰めて送るだけです。デジタル化後は希望すればこの会社で不要になったアルバムの処分もおこなってもらえますので、3週間ほどでDVD1枚だけになって戻ってきました。
スタンダード・プラスは、300dpiの画質で画像補正前・後のデータもそれぞれありました。もっと高画質を望む方は600dpiのプロスキャンもありますがお値段も上がりますので、私はこのプランで満足でした。
昔と違って今はデジタルアルバムが主流ですので、スライドショーにしたり気に入った写真をPCの背景にしたり使い勝手が良いです。アルバムのページ毎のスキャンもあるので、昔一生懸命書込んだコメントも見ることができます。
なによりもあんなに重く、スペースをとっていたアルバムが全て無くなって押入れもすっきりです。これならば安心です。
さぁ、大きい家具・衣類・アルバムの整理は終わったのですが、一番重く大きいものが実は残っています。なかなか処分に踏み切れないもの、アップライトピアノです。隣人がとっても音に神経質なため、もう何十年も弾いていないのですが「年老いたら気兼ねない住処で、もう一度ピアノのレッスンでもしよう」とずっと思っていました。
私が学生のときに母が購入してくれたものです。片親で決して安い買い物ではなかったはずなので、ずっと大事にしてきました。そのため処分する踏ん切りがつかないままです。それともまだ私には生への執着があるのかわかりません。
きっと主治医から余命宣告を受けて始めてピアノの処分をします。それまで決して弾くことのできないピアノでも、大事にしておきます。時間がゆっくり、平穏に流れてくれますように。
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>