さてなすび先生に治療方針を提示された私。
即手術は日程がいっぱいで2~3か月待ちとのことで、
どうやっても選択肢から外れました。
別の病院を探せばできたのでしょうが、私はその考えがなかったのです。
しこりの大きさから全摘ですから。それは避けたかったのです。初回病理結果はこちら
では、術前療法ですね。これを受けるかどうかです。
でもこれしか選択肢無いように見えますが・・・
でも術前療法ならば、温存ができるかも・・と再度説明されました。
でもそれは賭けです。
全ての人に等しく効く薬はありません。個人個人で効果のほどが違います。
抗がん剤が効かなかったら、嫌でも全摘です。
ですから、両方の場合を自分に当てはめて、よくよく考えました。
ネット検索で、温存・全摘の場合、術後見た目がどのようになるのか探しました。
乳房再建のクリニックのサイトが役に立ちます。
ビフォーアフターの写真の
ビフォー(本当はサイトにこういう風に掲載不可なんですって)を見ればわかりますから。
温存の場合、
■傷のみできれいな お胸のまま
■ひきつれがあり、乳首など左右非対称
■陥没が激しく、これなら全摘が良かったのでは?と思うお胸
全摘の場合
■全摘側はすっかりペシャンコです。でも再建できれいなお胸
ここでは見た目のみ並べましたが、肝心なのは再発の可能性のこと。
全摘は、その当該乳房側の再発が殆どありません。放射線治療も無し。
温存は術後、放射線治療(約25回を平日毎日)が必ずセットでついてくることでわかるように、
同じ乳房への再発の危険が伴います。
これが嫌だという人は、初めから「全部取っちゃってください!」となるわけです。
私はというと・・・
私のがんへの取り組み方、いいえ、生き方に重きをおいて考えたのです。
ここは長くなったのでまた次回へ。
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>