ドセ+ハーセプチンの点滴は正味2時間
FECの時と同じように朝早く病院で採血し、午前中出勤、午後抗がん剤のスケジュールでした。
2クール目前の血液検査の結果は下の通り。
WBC 白血球数 | RBC 赤血球数 | Hb ヘモグロビン | HCT ヘマトクリット値 | |
---|---|---|---|---|
単 位 | 10^3/ml | 10^6/ml | g/dl | % |
女性基準値 | 3.5 - 9.1 | 3.76 - 5 | 11.3 - 15.2 | 33.4 - 44.9 |
ドセ+ハーセプチン2回目前 | 5.3 | 3.29 | 10 | 30.9 |
白血球は減少しておらず、免疫力に関しては一安心。それでも常時マスクは外しません。
また発熱したらまずいので、用心にこしたことはありません。
赤血球関連が少し下がりました。これはFECの時にはなかったことです。
貧血になると動悸や息切れ、立ちくらみ、疲れやすいといった様々な症状がでます。
ドセ+ハーセプチンは、FECの点滴よりも時間が長く、正味2時間、化学療法だけで待ち時間も含め3時間弱。主治医の診断も合わせると半日はかかります。
点滴の時間は、CVポート留置したおかげで自由が利き良かったです。途中少しムカムカ感がありましたが、何とか頑張って終了。吐き気止めのドンペリドン、抗アレルギーで炎症を防ぐデカドロンが処方されました。
ドセタキセル・ハーセプチンの一般的な副作用
【ドセタキセル副作用】
吐き気、食欲不振、口内炎
骨髄抑制、筋肉・関節の痛み、浮腫
末梢神経障害によるしびれや味覚障害など
【ハーセプチン副作用】
発熱・寒気
心毒性(しんどくせい)心筋にまれに障害を引き起こす・・・初回前と半ばに心エコーの検査があります。
さて私の場合です。
FECのような点滴後1週間ほど重く続く副作用の起こり方とは違い、ドセ+ハーセプチンの場合、点滴後1・2日は比較的軽く、後からおそってくる感じでした。
まるで山登りの翌日のような足の筋肉痛、手首や足首の痛みがありました。
職場内でプリンターに書類を取りに行くだけでも、足がうまく前へ進まずに引きずるように歩いていました。
吐き気はFECより多少軽いもののムカムカ感があります。
またこれはドセ+ハーセプチンの副作用というよりは、FECの副作用も継続蓄積されてのことだと思いますが指先の痺れがひどかったです。正座を長いこと続けて立ち上がった時のあの感じが、ずっと指に起こっています。生理もパッタリ止まりました。
ペットボトルの蓋が開けられない、雑巾がきつく絞れないなどまるでおばぁちゃん化しています。
職場では仲間にお願いしてしのぎましたが、毎朝掃除のあるところでしたのでひと仕事です。
それでも、少し嬉しいことも。つるっぱげだった私の頭に少し、ほんの少し産毛みたいなものが生えてきたこと。
そのまま頑張って!(^^)!
抗がん剤副作用対策 牛車腎気丸服用
手足の先が痺れる感覚は私の場合FECの時からありましたが、ドセが始まってからひどくなりました。
これはいかんp(´⌒`。q)とネットで検索してたどり着いたのが牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)。
血液循環を良くし、浮腫や関節痛・痺れに良いそうで早く服用した方が効果があるということでした。
なすび先生にこのことを聞くと、いつも通り
「牛車腎気丸ですね、わかりました!」(知っていたのなら、なぜ勧めてくれないの^_^;)
この漢方薬、すぐには読めないですよね。でも先生スラっと言っていらっしゃったので・・・
CVポートといい、牛車腎気丸といい、私から話を切り出さないと何も進まないのでした。
左107番が牛車腎気丸、顆粒は好きではありませんが我慢。
赤い方はメチコバールという錠剤です。ビタミンB12製剤で、傷ついた末梢神経修復のためにもともと頸椎ヘルニアで継続して飲んでいました。これで何とか痺れの軽減を望みたい ζ°)))彡
真ん中の薬はアジャストAコーワ錠、副作用で便秘の時に飲みます。
あと2クールで乳がんのオペが待っています。辛抱です(・へ・)
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>