ドセタキセルなんて嫌い・味覚障害
乳がん発覚後、人生の大きな転機となった去年も終わり、無事に新しい年を迎えることができました。
6か月に及ぶ術前化学療法でしたが、この時期が一番辛かった(T_T)
クリスマスもお正月もごちそういっぱいのこの時期。おいしいお酒もいっぱい。(そんなにのんべぇではないです)なのに・・・
ドセタキセルでがん細胞をやっつけるのと同時に、末梢神経にもダメージを受けているので手足の痺れや味覚異常がおきます。
手足の痺れはFECのときからあったのですが、味覚異常はドセが始まってからです。
始めの頃はまだ我慢できました。甘いジュースを飲んでも、お味噌汁をのんでも苦いかしょっぱいかの味なのです。
まぁ仕方ないと思って耐えましたが、クリスマスとお正月がこんなに味気ないものになろうとは・・・
ドセ4クール終わった頃は、もう苦さが絶頂期。味がしないくらいならばまだ耐えられるのに、苦い!しょっぱい!
人間食べることってとっても大事です。薬を飲むために、無理して食べ物を口に運ぶことの辛さ。
「もうお空の上に召してもらって構いません・・(ノд・。) 」なんて弱音も出る始末。酷い時には涙をポロポロしながら食事。
味覚障害でもおいしく!
こんな年越しは初めてでした。抗がん剤の副作用は人それぞれです。ですから全員が同じとは限りません。
ですが、味覚障害が起きてしまったら食事の工夫でしのぐ手もあることをつい最近知りました。
(このサイトはさかのぼって書いているので、本当は今2015年1月なのです)
キッコーマンさんのサイトです。千葉県がんセンターとの取り組みで抗がん剤治療中でも楽しめるレシピが掲載されています。
味覚異常により「苦味を強く感じる方」「味を弱く感じる方」向けの改善レシピ
「うちのごはん」「本つゆ」「ゆずか」活用編
このサイトを見つけてからキッコーマンさんにリンクのお願いをしたところ、ものの数分で返事が返ってきました。
ありがとうございます!何だか嬉しくて涙ちょっぴり出ます。【2020年7月追記 サイトが無くなってしまったようです】
6か月の術前抗がん剤治療の効果は?
年末にエコー検査やらたくさん検査した結果がなすび先生から発表!
待ってました!
でも造影剤を使ったのにもかかわらず、がんの影が見えるのみで元々あったところにはっきり見えないそうなのです。
どういうこと?(*_*;
「手術のときに開いて見ないとわからない」とのことでした。あーん 😥 コワイ!想像しないようにしようっと。
FECの効果は、治療直後で幅5cmほどは変わらず、厚さが4から2.5cmになったのみ。
このときは見えていたがん細胞が影が薄いってことは、活発ではないってこと??
よーし、なんでもポジティブに捉えて自分のいいように解釈しようと思います。
こんな状況で温存手術でいけるのか・全摘になるのかすらわからないまま手術入院の日を迎えるのでした。
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>