前回、すわ関節リウマチかとバタバタした日のお話しをしました。
結局違ったわけですが、ではまだ続く手のこわばりや関節痛、腕や足の重く感じるこの症状はなに(?_?)とハテナいっぱいつけて、この日のハーセプチン単独7クール目。
自分では、もしかすると女性ホルモンのバランスが関係あるのでは?と思い始めていました。
FEC点滴2か月で生理がパッタリ止まったまま、戻ってくる気配がありません。年齢的にまだ閉経を迎える時期ではありませんでした。生理の始まりも小さいときから身体が小さかった私は、人よりずいぶん遅かったのです。
まだホルモン療法にも入っていませんでした。良くホルモン療法をしている方からは、手がこわばることがあると伺っていたのですが、なぜ今この身に起こるのかわかりませんでした。
なすび先生とその症状について話していましたが、先生いわく
「あまり聞いたことが無い。」そうで、頸椎ヘルニアの可能性ももしかしたらあるのかもと私が話すと、では調べてみたらとのことでした。
結局原因はつかめず、薬も無く、この症状と付き合っていかなくてはなりませんでした。
化学療法室でハーセプチンの点滴を受けつつ、じっと見る私のこの手。痺れだけでも充分やっかいなのだから、本当にやめてほしい。
会社では、4月からの消費税アップに向けて仕事が大忙しでした。
請求書関連のExcelの数式変更、Accessのチェックに大わらわ。会社の決算が夏なので、その仕掛表も消費税計算を自動でおこなっていたので直すべきところがたくさん。(*_*;
なによりも困ったのが、同じ部署の人がそれぞれに使う請求書全て関数を直していかないといけないこと。共有ドライブにテンプレートを置いておいても、各自コピーして自分のドライブへ、請求先違いで10種類くらい持っていてそこからいつも使っています。なおかつ関数があまり使えないので全て私が直します。
こんな時期なのに、手は痺れとこわばりで泣きが入りそうでした。ちちんぷいぷい、この手よ、なーおれとおまじないかけてみたけれど・・・(p_-)
そうそう、3月といえば卒業のシーズン。わがひとり息子もやっと高校卒業です。
事情があって家から半独立している息子。なかば勘当同然で出ているので卒業式も私に出てくれなんてひと言もあるわけもなく・・・
でもこっそり卒業式に顔を出してきました。もちろん本人には会いませんでした。
お勉強の大っ嫌いな子だったので、卒業前から単位が足りないということを聞いていました。補習で果たして間に合ったのかどうか危ないラインだったはずなので、卒業式に名前が呼ばれるのかの確認も兼ねていました。
当日ひとりひとり名前を呼ばれる中、ドキドキしながら聞いていました。
すると元気よく返事をして壇上に卒業証書をもらいにいくわが子の姿が見えました。
良かったね、おめでとうとこころの中でつぶやきました。
早いもので、同じこの会場で入学式をしてからあっという間でした。
母子家庭で父親の援助も貯金も無く、成績があんまり 🙁 で奨学金も無く、よくぞこの私立高校を卒業できたなぁと感慨にふけると同時に、私が病気にならなければ息子には違った未来があったのかも知れないと思いました。
息子の同級生はほぼ進学なので、いくら勉強嫌いの子でも少しは羨ましかったに違いありません。
私の希望としては費用の安い職業訓練学校にでもと思ったのですがそれも嫌がり、バイト先へ就職することにした息子。少し早い巣立ちだったけれど、これから先、自分で後悔しない生き方をしてほしい。それだけが母の願いです。
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>