乳がん術後のハーセプチン単独投与、やっと8クール目。
この頃の身体の不調は
- 手術後の胸の傷がピリピリ、わきの傷は相変わらず引きつれる感じ
- 手のこわばり、手足の痺れ・重く動き出しがパキパキ音がする
- FECの副作用の血管炎により右腕がまっすぐ伸ばせない
- 疲れやすい、手のこわばり以降気持ちが落ち込む
- 食欲不振、体重減少(病気前より4kg減)
- 未だにウィッグに頼るしかない産毛程度の髪の毛
- 爪は横に縞がはまぐりの貝の表面のように凸凹入り、伸びている感じ。すぐにボロボロ割れる。
- 生理は戻らないまま
- なぜかこの頃が眉毛・まつ毛の脱毛ピーク、ウィッグを深くかぶって隠す
こんな感じだったと思います。ドセタキセルの副作用で悩んだ浮腫みはもう大丈夫で、水太りも解消されていました。浮腫みで最大5㎏ほど増えていましたから、プクプクだったのですね。赤血球減少による息切れも解消され坂道ものぼれるようになりましたが、先月から起こった関節のこわばりでやっぱり歩きにくいです。
乳がん術後、放射線治療もすっ飛ばしたのでなすび先生、
「ホルモン療法に入りましょう! 😎 」とノルバデックス服用開始です。
私の場合、ノルバデックス錠20mgを1日1錠、朝服用になりました。
もっと若い方は2錠だったりします。
ノルバデックスはアストラゼネカ株式会社が発売する薬の商品名で抗エストロゲン剤。一般名はタモキシフェンクエン酸塩。(舌かみそう^_^;)女性ホルモンによってがんが増殖してしまうタイプの乳がん患者さんに処方されます。女性ホルモンのエストロゲンに作用し抑え、閉経状況を問わず使えるお薬です。
患者さんの閉経状態他で治療薬も違うので、こちらを参考になさってください。
日経BPさんの乳がん百科 ホルモン療法 に詳しく載っています。
もう乳がんを切除しているのに、なぜ(?_?)⇒局所摘出をしても小さながん細胞が全身に散らばっているかも知れないので、その増殖を抑えて再発を防止するものです。
このような治療は内分泌療法とも呼ばれ、術後5年続けられます。長いと10年と最近言われていますね。
乳がんではない一般の方の更年期障害に女性ホルモンを補充する療法もホルモン療法と呼ばれるので、乳がんの方では抗ホルモン療法と呼ばれたりします。
主な副作用は生理が止まったり不順になったり、更年期障害様の症状や体重増加です。また気をつけなければならないのが、子宮の病気を増加させてしまうこと。不正出血に気をつけ、年に1回は子宮体がん検診(子宮内膜の厚さも調べる)をします。
少なくとも5年ですかー(*_*; 先が長いです。もう生理が止まっている上に、更年期障害もプラスですか、骨粗鬆症も気をつけなければ・・・はぁーとため息。なにより体重増加が一番嫌です。どんよりしますが、明日から頑張って服用します。はい!
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>