乳がん術後、1年検診の続きです。この日のエコー検査ですが、女性技師さん2人で研修生と教官役のような感じです。始めに研修生らしき方が術側の右胸をそれは丹念に、ゆっくりとプローブを動かします。こんなにゆっくり動かすことは今までなかったのですが、途中プローブの向きを教官役さんから直されていたり、傷口近くの検査時にプローブのあてる角度を修正されていたりしました。
別にここまでの段階、私は不安になることはありませんでした。この後です。右胸の外側の上部、わきに近い方の検査が長く、何度もプローブを往復させ撮影しています。センチネルリンパ節生検で切った傷跡に近かったようですが、胸の傷あたりの検査に比べても格段に詳しく見ています。そのうち研修生さんから教官役の方に交代になり、その後研修生さんは後で見学しておりました。右胸の検査を再度その技師さんがやり直していますが、また右上外側それも奥の方なのか、わき側からも何度もチェックされている様子でした。
「もしかしたら、何か見つかったのかも・・・ 😥 」自分で胸のしこりチェックをしていてもわかりませんでしたが、奥にあるものならば余計にわからなかったかも知れません。それとも私の勘違いなのか、思い過ごしかもわかりません。
エコーの検査技師さんには、がんがあったのかどうか聞くことができません。それは決まり事で、医師のみが患者に伝えることができます。それでも以前気になって聞いたことがあるのですが、やはり「主治医に確認してください」との答えでした。でも技師さんはエコー検査については医師よりもスペシャリストなので、画像診断でわかるそうです。ちょっと不安になって検査が終わって、着替え中にモニターを覗きましたが、おまんじゅうくらいの黒い塊が見えました。
エコー画像では、がんの他良性の腫瘍も黒く見えますが、まわりの形がギザギザしていたら”がん”だと言われます。間近で見たわけではなく、黒い塊の形状はわかりませんでしたし、どのくらいの拡大図になっているのかもわからなかったです。一度乳がんを経験しているのだから、良性の腫瘍という線はないだろうということは確信しています。はぁ~(*_*;
エコー検査を終えどんよりしてしまった私ですが、その後受付へ行くと午後に予定されていたCT検査が今できますよという嬉しい申し出。朝食から3時間経過していれば、単純CT検査(造影剤無し)可能とのことでした。やったー!(^^)!お昼抜きが免れるわーと喜んで検査へ。
「金属のついた衣類やホッカイロのようなものは身に着けていませんか?」と聞かれ、その日ブラトップ(タンクトップ型)+金具の無いパンツという装いできていましたので「ないです!」と元気よく答え、CTの検査台の上へそのままの格好で上がりました。
でも検査直前「あれ?そういえばブラトップって肩ひもに金具あったような・・・」と思い出し、すかさず手を上げてストップ。間一髪でした。男性技師さんに平謝りして<(_ _)>上半身の衣類を脱ぎ検査着をお借りしました。検査自体はものの10分程度で終わりました。
血液検査・マンモグラフィ・エコー検査・単純CT検査合わせて、1万ちょっとの会計を済ませて家路に。道中エコー検査の不安で胸がちょっと押しつぶされそうになりました。でもなすび先生の受診日は2週間後なので結果はそこまで持越しです。
もし局所・領域再発していたら「ほら、放射線治療を断るからだよ」とか「ハーセプチンも途中だったし」となすび先生に言われそうです。でもその決断をしたのは私自身。もうどーんと来い的な気分になって、家で遅い昼食を食べているうちに、こころを覆っていた不安もさっと晴れました。
それでもたまにふっと思い出して心細くなったりするけれど、単なる勘違いかも知れないのだしあまりクヨクヨしません。今日も真っ青な空を見上げて頑張るぞ!明日は楽しみにしていたお風呂と船盛りのお刺身とビールが待っているし!ゆっくり泊まって帰ってくるのでおいしそうな写真またアップしますね。
長くなりました。ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>