かわいい十月桜です。決して狂い咲きなのではなく、この時期に咲く桜です。だんだん寒くなっても負けじと可憐な花びらをつけています。
寒暖の激しいこの時期だからか、体調を崩していました。ひと月前くらいから、胃のあたりが重い感じがずっと続いていましたが、ある日の夕方、職場で急に吐き気が襲ってきました。
幸い帰宅時間に近かったので、なんとか片付けて歩いて自宅へ。でもしっかりまっすぐ歩けず、車の排気ガスで余計に吐きそうです。暇な息子に途中まで迎えに来てもらい、やっとこさ家に着きましたが、それから夜中まで吐くこと、吐くこと。なにも胃にはないのに、どれだけ噴水のように出たことでしょう。7回くらいの嘔吐。苦しいですが、下痢は全くなく、熱もありません。
この日のお昼はコンビニで購入したおむすびとパンくらいで、食あたりになるようなものが何もありませんでした。何か疲れが溜まっていたのかしらと、襲い来る吐き気で背を丸めながら、脱水が一番怖いので、白湯を少しずつ飲みながら一晩過ごしました。
次の日に仕事のお休みを頂き、近くの病院で腹部のレントゲンと血液検査、点滴を受けました。若い医師いわく「抗ホルモン剤(フェアストン)の常時服用があるので、その副作用かどうか見ましょう」
点滴での注射針挿入と一緒に血液採取3本。看護師さんが私の腕の血管をピンピン叩いて四苦八苦、なかなか針がさせず「反対の腕でお願いできますか?」に「こちらは抗がん剤点滴で血管がスカスカです」と告げると、別のベテラン看護師さんにバトンタッチ、手首で取れず肘の内側で取れました。
でもこの病院、処置の順番おかしくない?だって点滴が先で、コロコロ引っ張りながらその後レントゲンなので、検査着に着替えるのに針が痛い!(T_T)
いくら曲がる針だと言ったとて、点滴の留置針って長めでしたよね(注:本人は注射嫌いで一度も刺しているところを見たことがない 😉 )服の脱ぎ着ですぐさま逆血するし、順番考えて欲しい。
案の定検査着1枚のまま、結果が出るまで外来の待合で待ってとレントゲン室のおねーさんに言われ、そんな薄着で病院玄関に近い寒い場所で待てと!?と怒る元気もなく、点滴パックのコロコロさんでウロウロしていると、処置室の看護師さんからやさしいひと言「ベットでも良いわよ」と言われました。でもベッドの空きが少なく混雑していて悪かったので、自分で再度お着替え、点滴パックを服の腕に通したり必死にやりました。あーもう疲れました。
結果、ノロウイルスや風邪ではないし、フェアストンの副作用でもなさそうとのこと。血液検査にてCRP(C-反応性蛋白・炎症反応を示す)が標準で 0.3mg/dl 以下ですが、今回の私は 3.64mg/dl ありました。これだけでは、どこで起こっているとか、なにが原因だとかわからないのですが、「抗生物質を3日間飲みましょう」と言われました。他にも好中球が高く、リンパ球が低いくらい、ストレスで自律神経がやられてもこの状態になるようです。腹部レントゲンも問題ないと言われました。なにが原因かわからずじまいです。
あれから4・5日過ぎましたが、急な嘔吐は峠を越したものの、まだ胃が気持ち悪く、やわらかい食べ物で過ごしている毎日です。たくさん嘔吐した次の日には背中が異様に痛かったりしました。それにCRPの高値(これ位は高くなく、ひどくありませんと言われましたが^_^;)ってウイルス性炎症のほかに悪性腫瘍と書いてあったりします。ふっと頭をよぎる再発も、えぇい!と拭い去り、みぞおちをさすって頑張るのでした。
みなさまもこの時期忙しいので、身体に気をつけてあったかくしてお過ごしください。
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>