こころ洗われるような澄み切った清流、コロナ禍で夏休みの旅行も行けませんでしたが、目先を変え近場を探したところ、こんな素敵なところがありました。なおかつここにはマス放流釣り場があって、うん十年振りに釣り体験です。
自然の川をそのまま利用して、区切られた範囲で(といっても自然の岩があるのみ)釣りができます。竿もイクラの餌もセットで、ニジマスもおじさんがバケツで放流してくれます。・・・ですが、二人とも久々の釣りで四苦八苦。(^-^; 冷たい川の流れも速く、浮きがどんどん流されてしまい、区画から出ないように何度も竿を上げ下げ、案の定全く釣れません。
「ボウズの場合、どうなります?」と切れた釣り糸を交換に行ったところ、施設のおじさんがわざわざ私たちのところまでポイントのレクチャー、30秒もしないうちに1匹目がかかりました。やっぱりすごい!おじさんはたぶん御年80歳以上だったのでレジェンドでしょうか。
ここではバーベキューもできるので、釣ったお魚を炭火で焼いて食べることができます。まぁ最低2匹釣れれば2人で食べられるなぁと、のんきに川面を眺めてリラックス。
でも私は子どものころ亡き父と防波堤などで釣りを良くしていたので、その感覚が少しずつ戻っておじさんの援助なしにもう1匹ゲット!釣りが苦手な彼ももう1匹ゲット。でも彼は竿を引くタイミングが遅いらしく、針がお腹まで入ってしまい抜くのに大変。針抜きも私の役目なので、ブーブー言われながら、少しずつ調整して頑張る彼でした。
結局2時間くらいで5匹(竿1本)になりましたが、バーベキューの為にあのレジェンドおじさんにお魚の下処理をしてもらったところ、「なんか違うのが混じってるぞ!」と。そうバケツで放流したものではない、天然の山女魚が釣れていたのでした。釣った私は区別がついておらず「なんか小さいの釣っちゃったっ」とその時は思ったのですが、ヤマメは「渓流の女王」ともいわれ高級魚で珍しかったらしく、近くの人がワイワイしていたようです。かなり釣るのが難しいらしいです。まぐれですけれど(^^ゞ
炭火でコンロセットも全部整えてもらい、バーベキュースタート。
行きにスーパーで購入したお肉や海老、野菜もお魚と一緒に焼きます。どれもこれも美味しくて、小さめな山女魚は上品な味で2人で分けて仲良く食べました。川を渡る風を感じながら、釣りやバーベキューをしてリフレッシュした1日でした。また行きたいお気に入りスポットです。完全復活までゆっくりと。
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>