前回主治医(くまちゃん先生)から、乳がんの治療方針2つ提示された私。
どうしようか迷っている間に、
仕事との両立を考えて、職場にほど近い
がん専門病院への転院を考えました。
今の病院のやさしくとても丁寧な説明をしてくださる、
くまちゃん先生にそのまま診てもらいたい気持ちが
後ろ髪引っ張って、なかなか決断できずにいました。
くまちゃん先生、こう見えて(どう見えるの (^○^)
某有名大学病院からうちの地域の病院へ赴任してまもなく、
また同時再建(エキスパンダー)手術推進の先生でしたから・・悩みまくりました。
転院先の担当医が怖い先生だったらどうしよう・・・
でも、がん専門病院って通院時はまわりが全て同じ病気で闘っている人じゃない!
などいろいろ考えた挙句、1週間ほどで転院決定をしました。
職場から近いことも大きな利点でした。
これならば、遅刻や半休で通院をしのげるかも!(ムフッ 😉 )
決まってからは、くまちゃん先生に事情を説明し、紹介状を書いていただくことになりました。
それでね、笑われちゃうかもしれないけれど、
くまちゃん先生が執筆に加わった乳がんの本(結構専門性があり、スラっとは読めない)を
読んでいる最中だったから、持って行って
「先生ちょっとだけサインしておいてください!」
ってお願いしました。先生苦笑い、
初めは「いや、そんな・・」とおしゃっていましたけれど、
「今後の治療と生活を頑張ってください」って恥ずかしがりながら 😳 書いてくださいました。
ありがとう!くまちゃん先生。
まだまだ読み終えないその分厚い本を読む元気(おいおいっ)と転院の不安を抱えていた私の勇気となりました。
私の場合、セカンドオピニオンは受けませんでした。
告知を受けて自分でも納得し、治療方針もどれを選ぶのか、このころ決まりかけていたから・・
もし私が納得できない、若しくはもう少しだけ別の先生の意見も聞いてみたいと思っていたならば、
迷わずセカンドオピニオンを受けていました。
(でも転院で、結局2人の医師の所見を聞くことはできたわけですが)
一昔前でしたらお医者様に遠慮したり、
もしセカンドオピニオンだけ聞いて元のお医者様に戻ってきたりしたら冷たくあしらわれるのでは?
というような心配から、躊躇する人もいたと思います。
でも今は大丈夫です。堂々とご自分が納得するまで聞いちゃってください。
乳がんに立ち向かうのはあなた本人です。他の誰でもありません。
それでも変な対応をするお医者様ならば、いっそ転院すれば済むことです。
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>