ハーセプチン10クール目。いつものように待ち時間の方が長く、病院内をウロチョロしております。がんに関する資料がそろっている部屋があるので、そこで情報を仕入れていることが多いです。それにしても毎回病院はごった返しているので、すごい人数ががんと闘っているのだと実感。みんな頑張ろう!(^^)!
・・・と張りきったものの、近ごろまた新たな症状が私を悩ませます。腕や上半身にじんましんが時折出るようになったことです。FEC初回投与時のような薬疹っぽくはなく、子どもの頃からアトピー持ちだったのでそちらにブツブツの出方が似ています。しかしもう25年くらい出ていなかった湿疹です。
1日中出ているわけではなく、なぜか職場で朝の一斉掃除が終わる頃バァーと良く出てきました。体温が上がると出てきているような気もします。
少しかゆみもあり、我慢すればかきむしることはありませんが、手持ちのアトピーの薬でしのぎました。
1日のうち湿疹がいつ出てくるかわからず、日に数度出現して困りはて、今服用している薬の一時休薬を考えました。不眠の症状も出てきていたので身体の疲れも貯まっていました。
勝手にやめられないので、一応主治医のなすび先生に相談。先生も原因はわからないようで、「では、しばらくお休みして状態を観察しましょう。」ということになりました。ここでノルバデックスを試験的にお休みです。
これで湿疹が収まればノルバによるもの。若しくは女性ホルモン抑制による症状なのでしょう。収まってくれればなんでもいいのですけれど・・・
手のこわばりも原因がわからず、まだずっとあります。頸椎ヘルニアが原因かどうかMRIでもとればいいのかも知れませんが、前回とってからまだ1年もたっていなかったのでこの時は先延ばしにしていました。整形外科の先生もレントゲン写真から特に大きな変化がなかったとのことで様子見です。
日々の身体の不調と仕事の継続で少し悩み、病院のソーシャルワーカーさんと面談の機会を頂きました。
簡単に身体の症状を話し、おひとりさまなので治療費の経済的負担も重くのしかかり、先の不安感が大きくなっていることも打ち明けました。
仕事を本当はお休みしたいのが本音で、でもうちの会社は規模が小さいので、休業扱いではなく退職になります。他の人が何か月も私のお休みのカバーができないのです。そんな迷惑をかける気もサラサラありませんでしたし・・・
するとソーシャルワーカーさん熱心に「仕事は辞めてはいけない!」と力説します。退職後の復職が、がん患者さんには難しいからだと思います。そのまま時間を減らしてもらうなどで対処できないか?とのことでした。
治療費に関しては私が嫌がる生活保護ではなく、医療費のみでも補助がありますよということを言われました。このときの私は、医療費全額もしくは同等ぐらいの補助があるのかと思ったので、後日役所で聞いてみることとしました。【後日談ですが、この医療費補助なるものは無かったです。(T_T) 高額療養費の制度はありますけれど】
とにもかくにも、なんだかぐったり心身ともに疲れ果てている自分がいました。
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>