さて秋のリセット旅行も最終日、昨晩のいざこざも何のその、さすが親子 😉 何事もなかったようにlast dayを楽しみます。この日の天気も途中から回復して、浜名湖西岸にある新居(あらい)関所の空も綺麗です。
ここは東海道にあった今切関所、当時の建物を今に引き継ぐ貴重な関所です。でも浜名湖の宿にあるパンフで始めて知りました。 😳
建物内部も見学可能で、当時の格好の等身大お人形がお座敷に座っていたりします。
外からの眺めの方が気持ちいい!すぐ前に道路が通っているため、新旧の時代の移り変わりも感じられます。
他にも少しドライブをして、愛知県新城市にある長篠城址にも行きました。
武田勝頼(信玄の跡取り)が1万5千あまりの兵でこの城を囲み、対する奥平側5百。絶体絶命の中、鳥居 強右衛門(すねえもん)という一兵卒が自ら進んでこの難しい役を買って出て、厳しい包囲網をかいくぐり、徳川・織田側に救援を求めます。
この城は川に囲まれているので、梅雨の増水した川を渡って、50キロも離れた味方へ無事援軍の約束をし、「安心して休んでいきなさい」という声もそのまま、また長篠城にとって戻ります。
結局、帰りは武田方につかまってしまいます。「援軍は来ないと城方に伝えれば、命は助けよう」と言われた強右衛門。
武田側に引き連れられ、城の前に立つと「援軍は2,3日で来るので、それまで守りを固く辛抱せよ」と真逆のことを大声で叫び、わずかな兵で長篠城を守る味方兵に対して鼓舞します。
怒った武田方はこの強右衛門を磔にして殺してしまいます。この数日後に援軍到着、長篠城は守られます。この後、勝頼は長篠の戦いで大敗、衰退の一途をたどります。
長篠城跡には土塁などが残るのみ、資料館もありますが、何も知らないで訪れるより、こんなストーリーに想いを馳せながら回るのが、その場に立つ意味があるのです。
帰りに浜松市にあるうなぎパイファクトリーで工場見学をしました。大きなうなぎパイのトラックや、館内の手すりが良く見るとうなぎになっていたり、事前予約なしでも、受付で住所氏名を記入することで見学可能でした。
うなぎパイの菓子袋に”夜のお菓子”とあるのが前から気になっていたのですが、中の展示で納得。家族団らんって夜に限らなくとも良いような気がしますが・・^_^;
それはさておき、帰りにはミニうなぎパイのお土産も頂いて帰りました。
黒いおまんじゅうは黒蜜まんじゅう(これは有料)です。中の餡から黒蜜がトロリと出て、甘党にはぴったりなお菓子です。工場直売の定番お土産もゲットしました。
本当はもっと放浪の旅を続けたい気が満々o(^o^)oでしたが、横に座っている母の手前、きちんと高速を飛ばして首都圏へ。
海老名SAのIDEBOKというショップで無添加ジャージーソフトクリームのクレープのせに舌鼓。ボリューム満点でした。コクがあっておいしかったのですが、終わりごろには今度は塩気のあるものが欲しくなり、近くの海鮮串焼きも食べちゃいました。)^o^(
トータル1週間の楽しい旅行も名残惜しく終了。家に戻ると現実にグッと戻され、さぁ新しい職場はどうだろうなど不安も入り混じりながらの日々でした。
ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>