息をするように嘘をつく・・・

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春爛漫の中、つくしんぼうも天をめざしグングン伸びます。それなのに私のこころはズンズン地に落ちていくように感じる今日この頃。原因はつくしのようなひょろひょろ息子です。息子よ、またかっ(T_T)

ひょろ息子は今、少し離れて暮らしています。自動車整備の職訓に2年通い、この3月で卒業、就職・・・となる予定でした。ただ授業が厳しく難しいことが有名で半数以上が脱落することは予め知っていました。ですからその都度、「試験パスした?必死で勉強して、手に職をつけこれからの君の人生が豊かになるように、勉強に専念できることって社会人には難しいのだから、恵まれているのだと思って頑張ってね!」と励ましたり、就職先の試験対策にあれこれ調べて息子にコツを教えたりしていました。ただプレッシャーを与えているつもりはなく、2・3ヵ月にいっぺんくらいの頻度での励ましでしたので、息子の「試験大丈夫だったよ。」「就職の内定もらえたよ。」という言葉を信じてきました。

それがです。3月終わり、卒業前の実技試験に落ちたので再試験なのだという息子。就職の内定がご破算にならぬよう彼の努力を祈りつつ、極力月末まで何も聞かずに待っていました。最終日、どうなったのか聞いてみると、「やっぱり受からなかったので、もう諦める。」との返事。「国家資格は何度も挑戦できるのだから、自力で何度も挑戦しなくては、2年間の努力がもったいないよ!」と、いろいろな方法をネット検索して息子に教えていたところ、ボロを出しました。

「実はもう1年以上前に進級できずに、辞めているんだ・・」「えっ!!!!」

頭の中が真っ白になり、言葉を失った私、またか!と打ちひしがれそのまま電話を切りました。小さい頃から嘘を平気でつき、その度泣いて止めてほしいと頼んで、周りの人にどれだけ打撃を与えるのか、迷惑をかけるのかをとつとつと説いてきたわけです。なのにやはりあなたは息をするように嘘をつく。

思い返してみても、1年前以降一緒に日野のお祭りに行ったり、おばぁちゃんの家に遊びに来たり、その度ごとにあなたは嘘を重ねてきたのね。おばぁちゃんも毎回どれだけあなたのことを心配していたか、十分知っているはず。なのに君の胸はチクリとも痛まなかったの?我が息子ながら、全く気持ちがわかりません。別に自動車整備士でなくたって、社会で上手くやっていくならばなんでもいいのです。強要もしていないし、母や祖母はあなたの幸せだけを祈っているのに・・・。嘘をつくよりも本当のことを打ち明けて欲しかったと涙がとめどなくこぼれます。

私の友人からは「もしかするとサイコパスだから、精神科で治療が必要な域かも・・」と助言されました。冷静に考えても、彼の今までの行動から考えるとそうなのかも知れません。祖母からは「あなたが厳しすぎるから言いだせなかったのでは?」と言われ、自分を責めてみたり・・・。

私だって祖母には病を伏せ、嘘をついています。でもそれはやさしい嘘。あなたの嘘はずるがしこく、保身の為につく嘘。それは止めてほしい。あなたが新しい家族を持ったときも同じことをしてしまうでしょう。周りの人を悲しませるのはいけないことだとわかって欲しい。(T_T)

「今は介護の仕事に就いて、資格取得に向けて努力しているよ。」と言う息子。それならば尚更嘘をつく必要もないのに、職訓で始めからそちらを選択すれば良かったのにと思ったり。でも母は何となく彼の思考パターンがわかります。息子のルームシェアの友人が介護職に就いていたので、安易にそこへなだれ込んだだけなのではと思うからです。自分の意志もなく、いつもその場その場で流れていくあなたの生き様、また長く続かないのでは・・と私も祖母も心配です。

私がいなくなると天涯孤独にほぼ近いあなた。しっかりと自分の足でひと様に迷惑をかけずにまっすぐに過ごしてほしい(p_-)と願う、だめな母親代表のそらでした。

ここまで愚痴を読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>

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