抗がん剤FEC開始 ~真っ赤な点滴・副作用対策~

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始めてのFEC抗がん剤投与のその日。

朝一番で病院へ行き、大っ嫌いな採血です。それから仕事へ。
午前中の仕事を終え、午後からまた病院へ戻ります。
ドキドキしながら順番を待ちました。

頭文字一般名薬剤商品名薬剤種類作用
フルオロウラシル5-FU代謝拮抗剤増殖の速い細胞の分裂代謝をブロック
塩酸エピルビシンファルモルビシン抗がん性抗生物質増殖の速い細胞のDNA複製を阻害し、細胞死させる
シクロホスファミドエンドキサンアルキル化剤増殖の速い細胞のDNAに結合し増殖抑制

まず主治医の診断で、血液検査は抗がん剤治療に何ら問題なしという結果を知らされました。
初回ですので、白血球の減少もありませんしね。
そしていよいよ化学治療室へ。
初めてのFEC治療になるので、まず薬剤師さんから薬の副作用や、注意事項を説明してもらいました。
脱毛が一番気になっていたので、いつごろから?と質問。
個人差があるものの2週間位のちに始まるとのこと。はぁーっ 🙁 とため息です。

まず抗がん剤投与の前、吐き気やおう吐の抑止に、イメンドカプセル125mgをひとつ飲みます。
1時間後から効果が出るので、それまで待合室で待ちました。

時間になると抗がん剤点滴です。
リクライニング式の椅子に座り、点滴の針挿入!我慢我慢。
アロキシデキサメトゾン生理食塩水の点滴がまず最初。これも吐き気防止の点滴です。
イメンドも飲んで、なおかつ点滴も吐き気止めから始まります。

その後真っ赤なファルモルビシン10分・シクロフォスファミド10分・5-FU 10分。
点滴の最中は、少し気持ちが悪い感じがしましたが、我慢できる軽いものでした。
注射嫌いの私は、点滴の針が痛くて、そちらの方が気になっていました。

さて、私はただ点滴を受けていたのではなく、副作用対策もしていました。
(でもうちの化学療法室では私一人しかやっていなかったかも・・)
事前に家から準備していった一式がこれです。


抗がん剤は、全身に回って活発に働いて成長する細胞にアタックするので、いいもん悪いもん関係なく叩きます。
ですから、がん細胞以外でも胃腸、血液、髪の毛や爪などに顕著にくるのです。
その部分を冷やすと薬の回りが抑えられるそうです。
私の通院している病院には、副作用軽減のヘッドキャップや手袋は有りません。

なので、口内炎防止にクラッシュ氷を入れたポットが重宝しました。爪の保護のため、冷やす道具を自分で持参です。

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黒色の水玉はバンドになっていて、テッシュ入れのようなところに保冷剤を入れ、足の爪にあてていました。

イメンド服用後、抗がん剤点滴30分前になったら口内炎予防でクラッシュ氷をなめ始め、
点滴中は、手足の爪のアイシング。氷なめもずっと行いました。
ただ、頭だけは冷やすことはあきらめました。
手は点滴針の入っている方は動かしにくく、ちょっと大変でしたけれども、爪の副作用は多少軽減できたと思っています。
口内炎は氷をなめていても出ていましたが、何もしていなければもっとひどくなっていたかと思います。
(副作用は人それぞれ全く出方が異なりますので一概には言えませんが・・)

点滴を終えて帰宅した時には、お腹がすいており、【副作用で食欲低下】もなんのその・・
と思って食べてから数時間後、吐き気と倦怠感がありました。
たくさん食べてしまったことを後悔しながら寝たのでした。
次回、FEC副作用・点滴その後に続きます。

ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>

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