久方ぶりの里帰り その2

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沖縄めぐり

里帰り編その2です。母の沖縄の実家は、昔は窓が無く、土間もあって瓦屋根にシーサーが乗っている沖縄の古民家でした。今は建て替えられてだいぶ趣が変わってはいますが、私が小学生の頃育ったときに毎日眺めた海や、沖縄独特の石垣がまだ同じ風景で残っていました。ご先祖さまの大きなお墓(亀甲墓)にもお参りできました。本土のお墓とは違って、昔はお墓の前でお弁当を親族で食べたりした思い出があります。母の兄弟のおじさんやおばさんとも久しぶりに会い、かなり印象が違うのでびっくりしましたが、そりゃ20数年もご無沙汰では、あちらもおばちゃん化した私や大きくなったわが息子をみてさぞかし驚いたでしょうね。

でもそのおじさんは先導車であちこち、レンタカーの私についてくるように回ってくれるのですが、ウィンカーを直前しか出さない!せっかちでブーンとすぐ見えなくなってしまうので、不慣れな車で運転する私は必死です。ついでに坂道が多く、車1台通り抜けられるくらいの細い道!息子はというとここ数年ペーパードライバー状態なので頼りにならず、祖母の介助に専念してもらいました。たくさんのお土産をひとつひとつ準備しながら、次々に訪問、長居する時間はないのでせわしなく動きました。全員へとへとです。

でも今回は私と息子は金銭を包むことを家族会議で免除してもらい、近しい親族にのみ手土産を持っていくというスタイルにしてもらったおかげで少し楽になりました。その分、体を動かしてご奉仕です。

沖縄 ティーヌ浜 ハートロック

また母が他の車に同乗し、私と息子のみの時に少し溢れ出た想いで涙がこぼれました。亡くなった父の故郷の辺りや父と2人で暮らした街を走ったからです。母と父は離婚、沖縄に居たときに一時私は父に引き取られ、2人で暮らしました。沖縄が大好きだった父、私は心の中で沖縄に着いてから、ずっと父が一緒に沖縄に帰っている・・若しくはもうずっと沖縄にいるのでこちらで会いに来た・・・という思いがありました。子どものときの原風景が忘れられず、私は沖縄のこの風や風土が大好き、死んだら【まぶやーや うちなーんかいけーいん】魂は沖縄に帰ろうと思っているほど。

3泊4日の短い里帰り、息子にとって今回ほぼ初めての沖縄の思い出に、また母も沖縄本島の上半分はあまり行ったことがないというのであちこち巡りました。

平和記念公園では石板にご先祖さまの名前を見つけたり、琉球王国の斎場御嶽では厳かな雰囲気に圧倒されました。おきなわワールドで玉泉洞をそぞろ歩き、今帰仁城跡、美ら海水族館、古宇利島に渡ったり、自然にできたハートロックも見ました。道中祖母の車の乗り降りや段差、階段の補助など我が息子もよく頑張りました。・・・が最終日のホテルにあろうことか息子は自分の荷物をホテルのロビーに置き忘れる事件もありました。みんな疲労困憊だったのですねぇ。 😆 

駆け足で過ぎ去った里帰りで、ゆっくり食事の時間もないほどでしたが、少しの時間でもみんなの心に残ってくれればいいなぁと思います。また来れるといいなぁ。

ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>

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