オペから5年経過して・・・

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まだ息子が高校生の頃、右胸に大きなしこりを自分で見つけて乳がん確定を受けました。青天の霹靂とはまさにこの事で、それまで大きな病気を全くしていなかった私は自分の健康について過信していたのでしょう。

しこりは5cm弱、その上娘結節(じょうけっせつ)というコブまであって、グレードは最悪の3。ルミナルB HER2+のてんこ盛りのあの頃の私は自分がこんなに元気に生き延びるとは思っていませんでした。

しこりの大きさ故に全摘手術しか無かったところ、術前抗がん剤治療が効を奏し、しこりがほぼ無くなり温存手術ができました。今では胸の傷もあまり気になりませんが、CVポートはまだ残したままです。

あれから5年。1年検診が病院の都合で3ヶ月遅れの為、4月にならないとしっかり結果は出ませんが、一応節目を迎えました。長かったような短かったような・・・。

現在の身体の状況ですが、治療は抗ホルモン剤のフェアストンを1日1錠服用。手足の痺れに漢方薬も併用しています。5年経つと、このフェアストン服用を止めるか継続するかのお話しになりますが、以前書いたように元主治医のなすび先生から『乳がんのタイプが悪かった人は10年服用をお勧めします。』と言われたので、今の女医さんにもそう伝えてあります。

さて、手足の痺れは範囲が減ったものの未だ残っており、特に足先はまだピリピリします。手はこわばりの方が強いです。フェアストンを止めれば、こわばりは軽減するはずですが仕方ありません。

食事は牛乳こそあまり摂っていませんが、お酒も普通に頂いていますし、ストレスなく過ごしています。お肉よりもやっぱりお刺身が一番大好きです(*^_^*)
漢方外来のレオ先生から言われている甘いもの断ちは、まだたまにクリーム系やチョコを食べちゃったりしますが、『お砂糖摂取を我慢すると脳が欲しがらなくなる!』の先生のお言葉が実感できる今日この頃。スイーツ売り場もすっと通り抜けてしまうほど、あまり欲しくなくなりました。

体重も一時は増加傾向にありましたが、昨年春から始めたスポーツジム通いを続けているからか全く問題ありません。体脂肪率も上々で、体組成計でみると体年齢が12歳以上若く出ます。 🙂 ジムはレッスン大好きなので、ZUMBAやヨガ、ピラティスなど足しげく通って、本当に楽しいです。ウエイトトレーニングのおかげで二の腕に筋肉がついてきましたが、ほっそりした腕で夏にノースリーブでも着たいので、少し重さを軽くしようかなっなんて思っています。

オペから5年、他の部位のがんだったらこれでひと安心となるものも多いのに、乳がんはそうではないことが残念ですが、いつでも前を向いて、元気なサバイバーとして頑張ろうと思います。
そう言えば、スポーツジムのインストラクターの先生でたぶん私と年齢の近いエアロビやステップの女の先生が、「以前子宮頸がんでしたが、今回膀胱に転移ではない新たながんが見つかりました!でも初期なので、このままインストラクターを続けながら頑張ります!」と皆の前でニッコリ話されたのにびっくり。私もだいぶ前向きなサバイバーだと思っていましたが、もっとすごい方がいらっしゃいました。今度勇気を振り絞って「先生、私もサバイバーですから一緒に頑張りましょうね!」と言おうと思います。

ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>

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