剥離骨折で見えた ひとのやさしさ

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さて今回は右足首剥離骨折のお話。生まれてから一度も骨折や脱臼をしたことがなかったのでお初でした。発端は引越し準備中に無理に大きな段ボールを2つ抱え、前が見えない状態で階段を下りたこと。案の定2・3段踏み外し、足首があらぬ方向に曲がってその上に自分の体重がドシンっと乗ってしまったのです。

「あ、これはやったな・・」と即座にわかりましたが、その時はまだ捻挫くらいだろうとそのままマニュアル車の運転もこなして、約束していた彼の家へ荷物を届けました。それでも少し前にやはり右足甲の骨を骨折していた息子(似すぎの親子(^-^;)に電話で助言をもらったのでした。「絶対病院行った方がいいよ!」と息子。渋る母。 😎 

でも次の朝、やはり痛みが出てきて観念して整形外科へ通うことに。ちょうどお引越し4日前で地元の病院では続けて通院できないので、1時間離れた新居近くの病院まで、右足首をかばいながらピョコピョコ電車でゆっくり向かいました。「何かあったら遠慮なく電話しなね!」と引越し準備で平日休みをとっていた彼でしたが、準備が進んでいないことを知っていたので、おひとりさま本領発揮!

非常に混んでいた駅前の整形外科での診断はレントゲンとエコー検査により、あっさり「はい、剥離骨折ね。固定しましょう!」と即座にシーネ固定(冒頭写真下)です。ソフトウレタンでひざ下の形をとり、そのまま固めたもの。骨折の中でも軽い分類だと思いますが、しっかり固定されてしまうと歩きづらい( ;∀;)。病院で松葉杖のレンタルもあって、「脇では支えずに歩いてください。リンパ節がありますから・・」と注意され、腕力というか手首の力というか、難しく・・・

結局、駅までの5分程度の距離さえ松葉杖では歩けず、手首が悲鳴を上げました。かといって脇ではセンチネル生検で切った痕もあるし、体重を支えられずにここでギブアップ!「家まで送ってください~(/_;)」と彼に頼みの連絡を入れたのでした。

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お風呂に入るときも冒頭の写真のようにごみ袋でグルグル巻きにして、巻き口はストレッチフィルムできっちりと水が入らないように防止しました。そして体重を右足にかけないように注意しながら、引越し当日も、その後の片づけも頑張りました!(^^)!

新居が階段だけの4階だったのであまり外出はせず、引越しで足りないものを買い物するときにホームセンターなどで無料レンタルしていた車いすが重宝しました。けれども貸し出しのないお店も多く、不便で結局ダスキンレンタルで軽量の折り畳み車いすを1か月借りました。これが便利でした。(と写真を撮り忘れてしまいました。)駅前の病院にもこの車いすで通ったりしました。

で、普段気付かない道路の水勾配で車いすが傾き、まっすぐに進まず苦労したり、階段しかない上り下りの箇所など健常者では全く気にも留めないことに多く気づかされました。それでもたくさんの方々が私を助けてくださり、車いすを押してくれたり、階段で車いすを運んでくれたり・・・温かな皆さんに助けられ感謝しかありませんでした。これからは困っている方には声がけをして、私もお手伝い出来たらと思いました。

シーネ固定は無事に3週間ほどで取れ、その後は土踏まずが盛り上がった医療用固定バンドで固定。それも外れると最初はうまく歩けませんでしたが、今では海までのお散歩も行けるようになりました。

引越し後の悲願であった海辺へのお散歩はとっても嬉しいものでした。テレワークだったので夕飯を早く支度できて6時台に済ませ、その後ふたりで海までのお散歩を楽しむ・・・なんて平日なのにゆったりとした時間を過ごし、夢のようです。・・ですが、来週からは出勤になっているので束の間の楽しみ!

と長くなりました。次回はコロナ疑いのことを書こうと思います。

ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>

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