乳がんでのCVポート、でも治療なし5年まだあるの!

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道端で咲くオオイヌノフグリ。小さな雑草ですが、キレイな青が大好きなお花です。今日は最近少し迷っていること、今もまだある左鎖骨下に埋め込んだままのCVポートについて書こうと思います。乳がん温存手術から早5年、再発はまだしていませんが、ほんのたまにポートフラッシュをするのみ、特に感染症等もなく今の今まで私のオトモになっているもの。

乳がん発覚時、治療方針を決めるにあたり私の望みは生活の質を落とさず、大好きな温泉にも今まで通り入りたい!というわがままなもの。右胸のしこりは5cm弱と大きかったので、全摘になると言われていました。ただ術前抗がん剤でしこりが小さくなれば、温存手術も望めるということでFECやドセタキセル、ハーセプチンの点滴治療を受けました。でも私の右腕の血管はそれに持ちこたえられず、結局途中でCVポート留置となりました。

私の場合、CVポート留置手術は痛かったものの(『イッターイ!CVポート留置 ~1泊2日プチ入院~』参考)、これに変わってからは長い点滴の間も身体の自由度が高く、本を読んだり自由に過ごすことができて助かりました。術前抗がん剤治療後、結局しこりはおとなしくなり、温存手術にこぎつけました。

おかげで私の乳がんを内緒にしている母とも温泉に一緒に入っていますし、今通っているスポーツジムにも普通に皆と一緒にお風呂に入っています。もちろん肩にタオルをさりげなくかけて左鎖骨下のポートは隠していますが、右胸の温存手術の傷跡なんかほぼ目立ちません。

今の幸せな生活へと導いてくれた術前抗がん剤治療で、なくてはならなかったこのCVポートですが、すぐに再発してまたお世話になるだろう・・・と踏んで、抗がん剤治療が終わってもそのまま留置したまま。もう外しても良いのではと思いつつ、再発したらCVポートが絶対必要になるし・・と。たぶん留置手術が痛かったのもあって、また同じ痛い目にあいたくないなぁと尻込みする自分もいます。^_^;

CVポートは通常長期間使用しない場合、抜去するのが基本ですが、私の場合感染症もなく、血栓もできず、ポート破損やカテーテルの逸脱もないので、担当医も無理に抜去を勧めてきませんが、普通はこんなことやりません。頑固な患者だと諦めているのでしょう。 😳 

これだけ長くオトモのCVポートちゃん、不自由がないというか慣れてしまっているので、ほんの少しおかしな話ですが、お守りみたいな気分にもなってしまっています。いかんいかんと言い聞かせつつ、まだしばらく悩みそうです。抜去した途端、再発です!再治療ですって逆になりそうな感じもして躊躇している今日この頃です。

ここまで読んでくださった あなたに感謝。<(_ _)>

 

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